なっきーの雨垂れ石を穿つブログ

アラ還お気楽主婦の日常

映画『隠し剣 鬼の爪』を観た 宝塚歌劇で上演を望む

今週のお題「最近見た映画」

 

アマゾンプライム会員です。

プライムビデオであれこれ観ているのですが、どれもハマらず中途半端に放置ばかりしていたのですが、

久々に巡り会えましたよ、宝塚で上演してほしい作品に!!

 

是非、ウエクミ(上田久美子)先生演出で!!

 

 映画『隠し剣 鬼の爪』あらすじ

幕末。東北の小藩である海坂藩の平侍であった片桐宗蔵(永瀬正敏)は、母(倍賞千恵子)と妹の志乃(田畑智子)、女中のきえ(松たか子)と、貧しくも笑顔の絶えない日々を送っていた。

やがて母が亡くなり、志乃ときえは嫁入りしていった。心中は寂しいが武士としての筋目を守り、日々をすごす宗蔵。

海坂にも近代化の波は押し寄せつつあり、藩では英国式の教練が取り入れられ始めていた。

ある雪の日、宗蔵は三年ぶりにきえと再会する。大きな油問屋の伊勢屋に嫁して幸せに暮らしているとばかり思っていたきえの青白くやつれた横顔に心を傷めた宗蔵。

志乃の口からきえが嫁ぎ先で酷い扱いを受けて寝込んでいることを知り、宗蔵は武士の面目や世間体を忘れ去って走り出していた。伊勢屋を訪れた宗蔵は、陽のあたらない板の間に寝かされ、やつれ果てたきえを見ると、自分で背負い家に連れ帰る。

回復したきえと共に暮らし始め、宗蔵は心の安らぎを覚える。だが、世間の目は二人が同じ家に暮らすことを許さなかった。宗蔵はきえを愛している自分と、彼女の人生を捻じ曲げている自身の狡さに悩む。きえも身分の前に伝えられない気持ちを抱え、気付かない振りをして目をそらしてきた。

そんな時、藩に大事件が起きた。宗蔵と同じく藩の剣術指南役・戸田寛斎の門下生だった狭間弥市郎(小澤 征悦)が謀反を企んだ罪で囚われ、さらに山奥の牢を破って逃げ出したのだ。宗蔵は、逃亡した弥市郎を斬るよう、藩の命令が下ったのだが…

 

日本映画の中でも傑作ではないでしょうか。

心に染み渡る秀作です。

 

ちなみにこの年の第28回日本アカデミー賞で、惜しくも最優秀作品は逃していますが、数々の優秀賞を取っています(最優秀作品賞は「半落ち」)

 

昔、書いていたブログに、

髙田 郁著「銀二貫」を是非、宝塚で上演してほしい、

とても良い作品であるし、高田郁さんは宝塚出身でもあるからと、

書いた後、上演されることを知り、狂喜乱舞したことがあります。

(しかも、主演がれいこさん(月城かなと)だった!演出は谷先生だったけど...)

 

表題が「隠し剣 鬼の爪」では宝塚らしくないので、

「さざ波に君の唄聞こゆ」

とか、どうでしょうwww

 

宗蔵がきえを海に連れていくシーンが良いのですよー

 

ウエクミ先生の演出で、上演を切望します!