なっきーの雨垂れ石を穿つブログ

アラ還お気楽主婦の日常

空き家だった実家を解体売却した話 その1

 

50歳代にもなると親の介護に伴い、施設に入居、そして、実家が空き家状態になることが少なからずあります。

これから、私が実際に空き家だっだ実家を解体売却した話について書きます。

長くなるかと思いますが、読んでくださる方の参考になれば幸いです。

 

実家を売却したのは2018年6月。

今から2年前になります。

 

実家は、愛知県某市にありました。

私が住んでいる場所から新幹線と電車を乗り継ぎ4時間ほどかかりました。

 

父が8年前に他界。

その後、母が一人暮らしでしたが、元々身体が弱く一人暮らしに限界がきて、こちらに呼び寄せましたが3年前に他界。

空き家状態になってしまった期間は4年半でした。

 

空き家になって、一番心配だったのが空き巣と放火。

取られて困るほど高級品はないけど、いたずらに放火されることを恐れていました。

ご近所に多大な迷惑をかけ、後悔してもしきれない。

 

空き家は、一ヶ月もするとポストの中が郵便物やチラシなどでいっぱいになりました。

ここは空き家ですよと丸わかり。

 

遠方で頻繁に行き来できないので、ネットで空き家管理をしてくれる会社を調べました。

本社が地元の県にあり、実家の地域も管理してくれそうだったので、早速、メールをしました。

返信があり、色々相談にも乗ってもらい

すぐに実家まで出向いてくれました。

対応も良かったので、契約をすることに。

月1回家の外回りの確認と庭掃除で30分、3000円。

毎月の報告書も郵送してくれました。

 

空き家のかかる年間の費用は、

・空き家管理費3000円×12ヶ月=36000円

・火災家財保険費 約12万円

・電気ガス水道の光熱費 約27000円

・固定資産税 約75000円

ざっと合計して、258,000円ほどになります。

 

これを何年もは続けられないけど、

とりあえず、母が存命の間はなんとか維持する。

生前、父は売却してもいいと言っていたけれど、簡単に手放すのではなく他に方法がないかと考えてみました。

 

以前、叔母が駐車場にしてはどうかという話をしていたので、空き家を管理してらもらっている会社に、どのくらいの費用がかかるか見積もりを出してもらいました。

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 夫にも見積書を見せ、話し合ったのですが、

月極駐車場6台が常に満車状態で、ランニングコストを引いた純利益は年間316,234円。

建物解体費用(浄化槽撤去、室内の動産処分費は別途)、アスファルト舗装費用などの初期費用回収までの期間が約10年かかる。

アンダーラインを引いた箇所がどうにも引っかかり、この案はやめることに。

 

結局、駐車場にする案はやめたおいて正解でした。

と、言うのも駅移転の整備の為、実家近くの公園を潰して宅地になるだろうと予測していたけど、宅地より駐車場の方が多く整備されてしまったのです。

つまり、駐車場だらけに。

 

やはり、更地にして売却するしかないと

決意しました。

 

長くなるので、その2に続きます。